ロボットが同僚になる日

テクノロジーの変化が目覚ましい昨今、いずれ人間の仕事はロボットに奪われるという話が耳に入って来ます。

AI、IoT・・・あらゆるものがデータ化され、機械化され、自動化されていく世界で、人間は何をすればいいのか、という論調ですね。

そんな中でRPAという言葉が数年前から主流になっています。

RPAとは

RPAとは
・Robotic Process Automationの略
・人間がやっている作業をロボット化すること
・デジタルレイバーとも呼ばれる

RPAとは、人間がやっている作業をロボットに任せて人間は他のことをしましょうという動きです。
ツール自体を指すこともあれば、人間がロボットに仕事を任せるというそのアクションそのものを指して使われることもあります。

少子化から来る労働人口の減少、それでも減らない企業の仕事、働き方改革や社会の風潮から長時間労働が難しくなったことなどから、RPAに注目が集まっています。

従来システム構築をしないと出来なかったようなことが、非常に手軽に安価に実現出来るということでRPAツールを導入する会社が増えてきています。

ただし、夢のツールではないのでなんでもかんでも実現することは難しく、RPA化したい業務をある程度洗い出して、その中から業務選定していく流れになります。

RPA化出来る作業と出来ない作業

RPAが得意なこと
・(人の判断がいらない)定型的な作業
・繰り返し処理
・ExcelやWebアプリケーションでの作業
RPAが苦手なこと
・調整や交渉
・電話をかける
・企画・提案

RPA化する業務を選定する時には、上記の指針を元に定型的な作業をピックアップしていくことになります。

たとえば、毎日1時間、ECサイト3サイトを回って自社商品の最安値を確認し、Excelに転記して資料化し、メールで部内共有するという作業があった場合、RPAツールはこの全てを自動化することが出来ます。

ロボットがやる場合は作業が速いので、3サイトと言わず、もっと多くのサイトを短い時間で周回することが可能かもしれません。

そうすると、1日1時間かけていた作業が5分で終わるようになります。
1ケ月に20時間かけていた作業を全て別の時間にまわすことが出来るようになると思うと素敵なことだと思いませんか?

およそ2.5日分の時間を手に入れることが出来るのです。

ロボットは同僚である

人間が手で時間をかけてやっていた作業をロボットに任せて、人はもっと別な仕事をやればいい。

ロボットを同僚としてとらえ、定型的な作業を全て任せるというイメージです。

ただし、RPAで作られたロボットはAIではないので、学ぶ、臨機応変に対応するということは出来ません。

WEBサイトの作りが変わったらロボットを作り直さなければならないし、部内共有する資料のフォーマットが変わったらそれ用のロジックに作り変えてあげないといけません。

それでも、普段自分が何時間もかけてやっていた単調な作業から解放してくれる素晴らしいツールであることに間違いはありません。

ある会社では、ロボットを社員登録して実際に人事情報として管理しているところもあるそうです。

RPAの本は何冊か出ていますが、私が読んだのはこれ。

ロボットと仕事をしていく社会がもう始まっているんですね。