毎日に余力を持つと、クリエイティビティを発揮しやすくなる

最近思ったことがあります。それは、人間がクリエイティビティを発揮するには、余力がある状態がベストなのではないかということ。

 

あなたはクリエイティブな人間ですか?

 

この問いに、あなたは『イエス』と答えられるでしょうか。
ちょっと前までは、私はこの問いに『ノー』と答えていたと思うのですが、多分今聞かれたら『イエス(弱め)』ぐらいは言えるようになっているんじゃないかと思います。
絵がうまいとか、歌がうまいとか、踊れるとか、そういうことを『クリエイティブ』と言いがちですし、私も実際アートの才能があることがクリエイティブであることだと思っていました。
でも、日々私たちがしていることって、実はすごくクリエイティブなのではないかと、最近思うようになりました。

こうやってブログを書くこともクリエイティブだし、日々仕事で作成する資料や、プロジェクトを回していくことだって、すごくクリエイティブな作業だと思います。

 

クリエイティブってなに?

 

クリエイティブとは、物事をちょっと違う見方で見て、足りないことに気付くとか、何かをちょっとベターにしてみるとか、そういうことなのではないかと思います。
なにも、スティーブ・ジョブスになれとか、モネになれとか、そういうことではなくて、
「これがもっとこうなってたらいいのに」と気付いて、取り入れることこそが、クリエイティビティではないかと思うのです。

 

ヒラメキは、ぎりぎりの状態からは出てこない

 

これは、私に限ってなのかもしれませんが、私の場合、「もっとこうなってたらいいのになー」という発想は、自分に余力があるときにしか出てきません。
仕事に忙殺されて、日々会社と家を行き来することが精いっぱいになっている時に、「ここをこうしよう」なんていう余裕はないです。
どちらかというと、会社で8時間働いているうち、本気出したら5、6時間で終わる仕事量がある時に閃くことが多い。
思いついたらすぐ取り掛かる時間の余裕がある時ですね。

 

クリエイティブであることに自信がないなら、まずはこの本を読んでみて!

 

過去にも紹介したことがあるのですが、去年読んでみて良かった本なので紹介させてください。
 

 

私はこの本を読んでから、ちょっと視野が広くなった気がします。
現代社会のあらゆるものは、誰かの意図的な決断の集合体といえる。
ということに気付いたのです。

 

例えば、仕事でバグリストを作ってみる

 

この本を読んで、早速取り入れたのは、仕事で『バグリスト』を作ってみたこと。

『バグリスト』を書き留める
私たちは日々、うまく機能しない製品、やたらと時間のかかるサービス、どう見ても間違っている設定に囲まれて生きている。1~2クリックで済むはずの作業に10クリックもかかるウェブサイト。どうしてもノートパソコンと連動してくれないプロジェクター。支払いにやたらと手間のかかる駐車場の機械。
「どこかがおかしい」と気付くことは、その問題のクリエイティブな解決策を思いつくための必須条件といえよう。(中略)
あなたが悩まされている問題を書き留めれば、より意識が向くようになる。
一見するとマイナスの面ばかりに注目しているようだが、肝心なのは物事を改善する機会にもっと気づくことだ。バグ・リストの項目の多くは、あなたには解決できない問題かもしれないが、定期的に書き加えていけば、あなたでも影響を及ぼせる問題、解決に役立てる問題がふと見つかるだろう。問題点や不具合には、たいていデザインの機会が隠れている。ただ文句を言うのではなく、「どうすればこの状況を改善できるか?」と自問してみよう。

これを読んで、私は同じチームの人と共有で記入するバグ・リストを作成しました。
日常困ったことや、もっとこうしたほうが業務がやりやすいんじゃないかということ、こんな資料があったほうが良い、など、気付いたことをまず書き込む資料です。
対応策を行ったものは『済』マークと日付を入力して終了扱いにします。どんな対応をしたかも記入しておくことにしました。
半年ぐらいやって14個出ていて、そのうち半分ぐらい行動に移しました。

ちょっとだけ、ベターになったと思っています。

本には色々な試みが出てくるので、ぜひ手に取って自分に合うものを日常に取り入れてみてください。