着物で歩く東京は、いつもより少し優しい

「機会があったら着物で出かける」が私のモットーです。

先日も友人の結婚式が芝大神宮であると聞いて、
「もうこれは絶対に着物で行かなければ・・・!」と思い、出席してきました。

振袖は未婚のお嬢さんが着る着物ですが、
未婚ではあるもののそろそろお嬢さんではない私は
ラストチャンスかもしれないと、振袖で行くことに。

成人式に時に着た総絞りの赤い着物です。

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着物で歩いて思ったのは、着物で歩く東京は、いつもより少し優しいということ。

いつもの通勤電車ではガツガツ当たってくるサラリーマンも
席取りに必死なおばさんも
みんな優しい。

降りる時帯にひっかけないように、着物に荷物が当たらないように
気を使って、距離を置いてくれているのがイタイほどわかるし

小さい女の子は、お母さんに
「みてーママーきれいなお着物ね~」
と言ってくれたり

外国人も、ニコニコこっちを見てくれる。
写真撮影を頼まれることもある。

東京は、こんなに優しい街だったっけ?と、思ってしまうくらいみんな
着物を着ている人に優しい。

特に、おばさまたちは本当に優しくて
「とっても綺麗なお着物ね。お出かけだったの?」と聞いてくれるし
席を譲っていただくことが本当に多いです。

年配の方ほど席を譲ってくれるのですが
着物って帯もあるし、座ると変なシワが入ったりするので、
あまり座らないようにしていて
でも、「疲れてしまうわよ」って、立ってくれる方の多いこと。

普段あまり東京で人の優しさに触れることがないだけに、うれしい気持ちになりました。

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外国に行くと
「I love your nails!!!」(あなたの爪かわいい!)とか
「Nice T-shirts!!」(ナイスなTシャツだね!)とか
話しかけてくるし
困っていたらすぐに助けてくれるし
みんなまわりをちゃんと気にしていて、コミュニケーションをとってくれるけれど
日本はなかなかそういうことはなくて、私も含め、見て見ぬフリをしてしまう人が多いように思います。

なかなか、他人の服装をいきなり褒める勇気はないけれど
着物を着ていても着ていなくても、人に優しくなれたらいいなと思った、春の始まりでした。

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