【RPA導入編】誰がロボットをつくるの?

人が行っている単純作業を自動化出来るとして注目を浴びているRPA。

うちでも導入してみようかなぁと考えている企業も多くなってきているようです。

色々とあるRPAツールの中で何を使っていくかが決まったら、次はどんな業務を誰が自動化していくか、という話になってくると思います。

そこで今日は、誰がロボットを作るべきか、について書いていきたいと思います。

▼RPAツールの比較については下記記事をどうぞ

【Winactor、Bizrobo、UiPath】3つのRPAツールを比べてみる

2018.05.28

誰がロボットをつくるか

ロボットを作る人は、大きくわけて2つに分かれると思います。

ロボットを作る人
1.業務を行っているユーザが自分自身で作る
2.情報システム部門やIT系のグループ会社など、開発経験がある部署、会社が作る

私自身としては、圧倒的に「2.情報システム部門やIT系のグループ会社」が作ったほうが良いと思っています。

なぜなら、「1.業務を行っているユーザが自分自身で作る」と、ガバナンスが効かなくなるからです。

ブラックボックス化させないために

RPAは、Excelマクロに似ています。(RPAの紹介サイトには”巨大なマクロのようなもの”という記載もあるくらい)

Excelマクロでも起こることだと思うのですが、ある部署にExcelが得意な人がいて、その人がマクロを組んでくれたおかげで業務が楽になった。けれど、作った人が異動した途端、誰もメンテナンス出来なくなってしまった・・・

という話は珍しくないです。

ユーザ自身にロボット作成をお願いした場合、これと同じことが起こると思っています。

であるならば、最初からシステム部門が関係して、しっかりと管理をした上で保守性の高いロボットを作成していったほうが良いのではないでしょうか。

プログラミングの知識が必要

また、実際にロボットを作ってみるとわかるのですが、ロボット作成には最低限のプログラミング知識が必須です。

人間の作業は、いざロボットにやらせようとすると複雑であることが多いです。

変数の代入やループ、さらにそれが入れ子になった場合、エラーが発生した際にどう抜けて次の処理にいくか・・・など、一般的な開発に近い発想が求められます。

簡単、誰でも作れる、というワードが先行していますが、その言葉を鵜呑みにしてユーザ部門が作り始めると、作成に膨大な時間がかかったり、結局ごく一部の業務しか自動化出来ず効果が出なかったり、という可能性があります。

まとめ

色々と理由を述べてきましたが、

RPAのロボットは誰がつくるべきか、についてはシステム部門が作ったほうが良いというのが私の結論です。

ロボットはシステム部門が作ったほうが良い理由
理由1.ユーザに作成を任せるとブラックボックス化する
理由2.ロボットの作成には最低限のプログラミング知識が求められる

実際、ユーザに作成を任せた結果、ロボットにやらせるべきではない作業(金銭に関わる最終承認など)を自動化してしまっていたという話も聞いたことがあります。

システム部門が管理統制を行い、必要な業務を保守性の高い簡潔なロジックで組み上げ、どういったロボットが社内のどこで動いているのか、把握しておくことが大事ではないかと思います。