イギリスに行って、食べ物の好き嫌いがなくなった話

今日は思い出話をします。

今の私は食べ物に関して好き嫌いがほとんどなく、出てきたものは基本的にすべて食べることができます。

もちろん、自分に選択権があった場合に極力選ばないもの、というのはあるけれど、食べ物アレルギーもないので、「食べれないもの」というのはほとんど存在しません。

強いていうならステーキですが、ステーキの場合食べると9割以上の確率で吐くので、これは嫌いというより「食べることが不可能なもの」に分類されます。

そんな私も、高校生までは好き嫌いが多く、野菜はほとんど食べませんでした。
それが、ある日を境に好き嫌いがなくなって、母親を驚かせた、そんなお話。

時をさかのぼること、私が高校一年生の夏。
私は一人、イギリスにいました。

理由は短期留学。

通っていた高校のプログラムでもオーストラリアに短期留学するプランがあったのですが
「高校の友達と海外に行っても意味ない。日本語使うし友達としかつるまないと思う。だったら誰も私のこと知らないとこにいく」
という我ながらガッツのある発言をし、イギリスに飛んだのでした。

しかしながらイギリスのご飯は本当にまずく、毎日が苦行。。

朝晩は学食での食事でしたが、ポテトサラダ、フライドポテト、ポテトのなんとか・・・と

「え。てかこれ全部じゃがいもだよね!??」という

元をたどれば全てがじゃがいもという謎な献立。

渡されるランチパックにはリンゴが丸ごと1個とパンがパサパサで一度口に含んだらすべての水分を持っていかれるレベルのサンドウィッチ。

「もう一生じゃがいもなんて食べなくていい。あと、リンゴ以外のフルーツが食べたい」

と毎日のように言っていたと思います。

さらに、そんな中「じゃがいもが嫌い」という女の子がいて、ほとんどご飯を食べずにいた彼女は、一週間たった頃に大学の石造りの階段で卒倒。
頭を打って保健室へ。

「ダメだ・・・!ご飯て食べないとヤバいことになる・・・!」

と私は動揺し、帰国後母親が作ったご飯をペロリと平らげ、好き嫌いがなくなっているという奇跡を起こしたのでした。

人間追い詰められると趣味趣向も変わります。