【起雲閣】雨の熱海のオススメスポット

先日、熱海に行ってきたのですが、残念なことに雨が降ってしまい、急きょ雨でも楽しめるスポットを探してみました。
【起雲閣】というところに行って来たのですが、面白かったので残しておくことにします。

文豪が愛した熱海の旅館

起雲閣は、1919年(大正8年)に築かれた、内田信也、根津嘉一郎の別荘で、熱海三大別荘の一つと称賛されているそうです。
1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちに愛されてきたそうです。
現在は、熱海市指定有形文化財として、多くの観光客を迎えています。

そんな起雲閣。
行くまでは、とはいえ、別荘。そんなに大きくないだろうし、見どころもあまりないだろうなぁと甘く見ていたのですが・・・。
広いし、お部屋もたくさんあるし、個展が開かれているスペースがあったりして、非常に満足でした。

正面の門。
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お庭には季節の草花が。
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建物の中は、懐かしい畳づくりの和室。
全体的に鴨居が低いです。

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しかしながら洋風の部屋もあり、当時の最先端をいっていたんだろうなぁというデザインでした。

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一番驚いたのはお風呂!
テルマエロマエ風というか・・・なんというか・・・。

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太宰治の手記

 

文豪ごとに所縁を紹介する部屋も設けられていました。
太宰治の展示には、なんと井伏鱒二に送った手記(コピー)が!!!

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井伏様、御一家様へ。手記

このたび石原氏と婚約するに当り、一礼申し上げます。
私は、私自身を、家庭的の男と思っています。よい意味でも、悪い意味でも、私は放浪に耐えられません。
誇っているのでは、ございませぬ。ただ、私の迂愚な、交際下手の性格が、宿命として、それを決定しているように思います。小山初代との結婚は、私としても平気で行ったことではございませぬ。私はあの時の苦しみ以来、多少、人生というものを知りました。結婚というものの本義を知りました。結婚は、家庭は、努力であると思います。厳粛な、努力であると信じます。浮いた気持ちはございません。貧しくとも一生大事に努めます。ふたたび私が、破婚を繰り返した時には、私を、完全に狂人として、棄ててください。以上は、平凡の言葉でございますが、私が、こののり、どんな人の前でも、はっきり言えることでございますし、また神様のまえでも、少しの賓差もなしに誓言できます。何卒、御信頼下さい。

昭和十三年十月二十四日

前からうっすら感づいていたけど、彼はメンヘラナルシストなのだなぁと、この手記を読んで強く感じました。
でも、ほっとけない女性がいるのはわかる気がする・・・。

そんな見どころ満載な起雲閣、あいにく雨が降ってしまってやることがないなぁという方はぜひ行ってみてください!