【レビュー】ブログから書籍化されたSF長編小説「老人と宇宙(そら)」

ジョン・スコルジー著「老人と宇宙(そら)」を読みました。

奥さんが脳梗塞で他界し、地球で死を待つほかやることがなくなったペリー。
75歳の誕生日に、地球には二度と戻れないという条件で、75歳以上の男女の入隊しか認めていないコロニー防衛軍に入隊します。宇宙中の惑星に植民を始めた人類をエイリアンたちから守るため、思想も生物学的な特徴も異なるエイリアンと戦うSF小説です。

 

ブログから書籍化された小説

 

この老人と宇宙(そら)、実は最初に公開されたのはジョン・スカルジーのブログでした。

元々スカルジーは地元の新聞で映画評を書き始め、それ以降ライターとして生計を立てていた身。
そんな彼が書いた「老人と宇宙(そら)」は自分のブログで毎日一章ずつ連載するという手法で公開されて話題を呼び、2005年1月ハードカバーとして刊行されました。

その後は各賞の候補にあげられ、有望な新人作家としてスターダムを駆け上がったスカルジー。

映像化の話も出ていたようですが、ぽしゃったようで、未だ作成はされていないよう。でもこれ、映画化したら面白いと思うけどな~~。

▼ジョン・スカルジーのブログ「whatever」

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(このブログ、miologと同じwordpressで作られています)

 

「火星の人」もブログからの映画化

 

自身のブログで発表されて一躍有名になったサクセスストーリーとしては、2016年の2月に公開された「火星の人」が記憶に新しいですが、まさに同じような成功話ですね。

Bring-him-home-The-Martian-Teaser-One-Sheet

<引用サイト>

「火星の人」の作者アンディ・ウィアーの場合はライターとしては無名で、2009年から自身のウェブサイトで連載をしていたところ、読者から「まとめて読みたい」との要望が殺到。最低価格の99セントでkindle出版したところ、売れに売れてハリウッド映画になったという、これまた超サクセスストーリー。

こんな話を聞くと、ブログの可能性って無限大だなーと思います。

「老人と宇宙(そら)」はその後、同じストーリーを別の登場人物から見たお話など、シリーズ化されて出版されています。